「よっし、いつでもいけるぜ芳姉。号令頼む」 「綾乃、裕作、お前たちも準備いいな。出陣だ」 「よっ、待ってました親分！」 「さ、派手にいっくわよー！」 PSP版2周目・九堂（くどう）家の賑やか四人組。 このメンバーで組んで討伐に出たことは2回しかないのですが、何かと印象的でお気に入りの世代なので気合を入れて描いてみました。 剣士の芳香（ほうか）がリーダーで最年長。 金髪色白の儚げ美人かと思いきやそのへんの男よりずっとたくましいという、愛称「親分」な豪傑当主様。元服直後からかなり長いこと当主を務めていたので貫禄もあってまさに親分。交神相手の石猿様に「姐さん」と呼ばれるのがハマりすぎてて笑いました。鬼朱点討伐時の隊長。 芳香に次いでお姉さんの綾乃（あやの）。 これまた一見おしとやかそうな美人さんなのに愛称「門番」にして性格は豪快そのもの！な、豪傑その２。芳香と並んで双璧…というより双「壁」って感じ（実力的には結弦のほうが上だったけど）。大江山越えメンバー。 結弦（ゆづる）。綾乃からはユウちゃん呼ばわり。 イツ花と気が合いそうなバーンとォ！した息子。面食いだけど芳香と綾乃は姉みたいなもんで恋愛対象じゃないらしい（ちなみに芳姉・綾姉と呼ぶ）。そして頭が上がりません（笑）。大江山越えメンバー。 結弦の従弟の裕作（ゆうさく）。親同士が双子なので、カラーが一緒。 バーンとした息子その２。ゴマすりが得意らしいので（せめて太鼓持ちと言ってほしいな…）、芳香を「よッ親分！」とかいって持ち上げてその愛称を定着させたのはこいつに違いないと思いました。 裕作は大江山越え後の生まれ。彼の父が大江山越えメンバーでした。 ……というわけで、全員豪気らしいんですよねこの世代。大江山越え直後で暗く沈み込んでもおかしくない時期なのに、楽しそうな家族だ…。 女の子たちは見た目と中身のギャップがすごくて、逆に男二人は最初（来訪時コメント）から最後（遺言）までイメージを裏切らない奴でした。 ところでこの一族はできれば装束を「藍・緑」にしたかったのですが、リメイクでその組み合わせがなくなってしまったので（公式指南書中のイラストでは藍・緑と思しき装束を着てるものがあるのにな…）、青系で地味目な今の色になりました。でも私が塗るとちょっと味気ない； で、ゲーム画面を見ると剣士の鎧の袖や草摺の縁取り部分は「黒・縹」の場合は装束に準じて黒になるようなんですが、塗ってみるとあまりに味気なくて寂しく感じてしまったため（笑）、公式イラストの一部がそうなっているのを真似て金色にしてみました。 それと綾乃と裕作のポーズも、ジャケットや公式指南書の絵をほぼそのまま参考にしてます。

作品庫へ戻る