報いを受ける覚悟があるならば




「俺はめったなことじゃ怒りはしないんだがね。」

青年は不適ににやりと笑い、その腕をゆっくりと持ち上げた。
気のせいかその腕にまとわりつくのは紅い糸のようなもの。
それは一瞬ごとに太さを増し、うねり、熱を発し。


「でも、アンタは癪に障るね。」


つり上がった口角
生まれた炎に照らされ輝く金色の瞳。

ぐらりと、熱で視界が揺れる。






『もっとも、理解(わか)るころには、もう意識すらないだろうけどね。』




『報いを受ける覚悟があるならば』

以前うちの連の討伐装束は改造衣装だ、と漏らしたことがあったんですが、それを描こうと思い立ったのがこのイラスト。
…ええ、猫野の画力では思ったとおりにならず、相当ごまかしていますがそこは気づかないふりをしてください(汗)
連自身は京のお嬢様方にももてるだけあり、結構洒落ッ毛はあります。粋というか、そんなのが好きです(ごてごてしたのは嫌い。だから正装も嫌い)
そんな彼なので、ちょいと弓使いの衣装は可愛すぎるなぁと思ったのが、上の結果です(笑)(いえ、公式も好きなんですけどね!連似合わないんですよ!)
生きているときはとにかく炎の術が得意な子だったので、このイメージ。鬼の視点です。

服自体は重ね風といいますか、合わせが正面ではなく横に来て、下には足首を絞ったズボンをはいてます。上着は親から継いでいるもの。下の上着は季節によって袖の長さが変わります(笑)



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