戦う2人に20の質問
〜庵と嶺の場合〜



質問提供: 蝶々


1「お名前は?」

「俺は庵、7代目輝原薫ってご大層な名前があんだけど…庵(いおり)のが呼ばれなれてるからさ、庵でいいぜ。」
「俺は嶺(りょう)。よろしく。」

2「具体的にどんな風に戦ってます?」

「やっぱ基本戦術は薙刀の俺が凪いで、嶺がとどめだよな。」
「そのほうが効率いいしね。大体庵はいっつも先ばしるから…俺と桜華の身にもなれよなー。」
「桜華も飛び出すじゃねぇかよー、何だよー桜華だけずるいー嶺ちゃんひどぉい♪」
「気色悪い(ずばっ)」

3「敵を倒す時は連携プレイ?」

「基本的には。そのほうが効率もいいしな。」
「そーそ、特に大将戦(ボス戦)なんかだと重要だよなぁ。」
「馬鹿。雑魚戦だってそうだろ。最初にお前がどれだけ倒せるかが重要なんだから。」
「んだよー、自分だけ楽しようとしちゃってさ。」
「普段ちゃらんぽらんなんだからそれくらいやれ。」

4「相手がいてくれて命拾いしたことはありますか?」

「おう。嶺の攻撃力は重要だ。やっぱ俺じゃ決定打にはならねぇからさー。」
「気持ち悪いなぁお前に誉められると(笑)まぁ、庵は攻撃力云々よりその性格だな。戦い続きだろ?だからこういう馬鹿がいると明るくなる。」
「俺はあえて馬鹿してやってんの。」
「はいはい。あ、でもこの前的に囲まれたとき、一気にやってくれたのは助かったな。」
「ま、お互いもちつもたれつってね。」

5「戦いはどのくらいの頻度でありますか?」

「毎月っていうのか?これ?毎日?」
「まぁほとんど日常的にだな。今年中には朱点に行こうとしてんだ、当たり前か。」

6「戦うときは相手も常に一緒?」

「……ほとんど、一緒だよな?」
「だな。焔(庵の息子)が来てお前が指導についたとき以外はほとんど一緒だろ?」
「あと桜華もあわせて3人一緒だもんな。」

7「戦うにあたって、相手にこれだけはお願いしたいってことはありますか?」

「後先考えずに前につっぱしるな。」
「お前は………あー、えーっと………いつも補助ありがとな★愛してるぜ嶺ちゃん★
自覚があんなら自制しろ。

8「相手に戦いをやめて欲しいと思ったことはありますか?」

「ねぇな。こいつ以上に俺と連携上手く行くやつはいねぇ。」
「右に同じ。あとちょっとだ、朱点を倒すまでは一緒に戦おう。」

9「相手の技術で尊敬するモノはありますか?」

「あー、全体を見回す目だな。俺そういうの苦手なんだよー。」
「周りをひっぱれる統率力だな。その辺りはさすが当主というべきか。」

10「戦っているとき、相手関係で本気で焦ったことはありますか?」

「お前のせいで桜華がぶちぎれそうになったとき。」
「あー、あったあったー。」
「フォローすんのは誰だと思ってんだよ。」
「悪い悪い。」
11「もしもシリーズです。もし、相手が黙って危険な所へ飛び込んで行ったら?」

「さもありなん。日常だ。」
「何で俺に声かけなかったんだよー、俺すねちゃうぜー?」

12「もし、相手が目の前で大怪我をしたら?」

「安心しろ。すぐに術飛ばしてやる。存分にやられてこい。」
「任せろ、常盤ノ秘薬は十分持ってるぜ!いつでも歓迎だ」

13「もし、相手が自分に刃を向けてきたら?」

「いやー、桜華がいりゃ大丈夫だろ。」
「だな。たぶん容赦なく殴り飛ばして正気にしてくれんだろ、ヤツなら。」
「桜華ならなー。」

14「もし、どちらかが危険な所へ囮に行かなければならないとしたら?その時の予想される情景をここで演技してみてください」

(すかさず)「嶺!お前のことはけして忘れない…っ!お前の犠牲は無駄にしない!!」
「犠牲にすんのかよ(即答)」

15「もし、2人ともボロボロで相手をその場に残せば逃がしてやると言われたら?」

「残してやんのは相手の死骸だ。」
「生憎と早々に諦めるつもりはないしな。」

16「相手が敵にこれをされたら許せない!ってことはありますか?」

「基本的に怪我させたらゆるさねぇけど。」
「同じだ。やっぱ其処は基本だよな。」

17「戦いにおいて、二人の間で決め事はありますか?」

「ま、とりあえずはな。」
「まぁ、いくらじゃじゃ馬でもな。」
「可愛げねぇけどな。」
「そう簡単にやられる玉じゃないけど。」
『桜華は守る』
「だろ?」「だな。」

18「普段は言えないけど、どうしても言いたい相手の戦闘時のクセはありますか?」

「庵は…
「嶺はあれだろ、

19「戦いが全て終わったら、2人でやりたいことはありますか?」

「とりあえず酒でものむか。」
「いいな。近場に上手い酒屋があるらしい。」

20「お互いへ激励をドウゾ」

「勝手に死ぬんじゃねぇぞ、相棒。」
「こっちの台詞だ、相方。」






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