水船様に塗っていただきました。・・・・・・・・・




もう一枚、水船さんに塗っていただいてしまいました。仁、万里、里杏の三人。
これ…なんという光の表現……!! 角度の低い、でも暖かそうな光なので午後のひとときでしょうか。
着物や肌の陰影はもちろんのこと、床の色のほんのわずかな移り変わりすら眺めていて飽きない絵もあるんですね…。
細くて柔らかそうなさらさらした髪の塗りも、絹みたいに本当に美しくて見とれるばかり。溜息しか出てきません。
「ふつくしい」ってこういう時のためにできた言葉なんじゃなかろうか。

年長二人の少し蔭る目元が優しくて、すやすや眠る幼子を起こさないよう二人とも言葉少ななんだろうな、なんて思います。
そっと息をひそめていつまでも見ていたくなる、邪魔したくない時間です。
水船さん、本当にありがとうございました。眼福でした…!


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