一言が命取り



飛雲 「なぁなぁ母ちゃん〜!!これ食っていい?!」

須雲 「飛雲!!お前ヨダレ!!」

飛雲 「めっちゃうまそー!!なぁなぁ母ちゃん〜!!」

凪 「もうすぐ夕食だよ、ちょっとは我慢しな!」

兼信 「イツ花が今準備してるし…でも、もうちょっと掛かりそうだね。」

飛雲 「え〜!!俺我慢できないよぉお!!かあちゃ〜ん!!!」

凪 「うるさいよ!だまんな!!腹八分目って言葉を覚えなこの馬鹿息子!!」









飛雲「―――――――ケチ。」







須雲 「っ、ひ、飛雲!!」

兼信 「……懲りないやつ…」











飛雲 「あ、あ、ありませんっ…!!!!!!!」


凪 「なら黙って鍛錬でもしてな。」

飛雲 「は、はいっ!!!す、すー!!れ、れ、練習、し、しようぜ!!」

須雲 「…お、おう……」

兼信 「…………ご近所さん見てなさそうでよかった………」






『一言が命取り』



リライト様からお借りした『物騒美人五題』より。
三周目龍堂家より初代凪。
兼信が一人目の息子で下5左1のウェーブ髪男子、飛雲と須雲はこれっぽっちも似てない双子の兄弟で、飛雲が下3右3、須雲が下3左1です。にてない。

凪さんは非常に男勝りな初代さまで、攻めて攻めてな強気な女性です。
整った綺麗な顔をしていて、美人なのは間違いありません。間違いないのですが、その美貌を台無しにするくらいには非常に気性が荒く、怒らせると非常に怖いお母さんです。
息子、特に飛雲にとっては朱点童子の百倍は怖い人です。なんていうか肝っ玉母ちゃん。
いやまぁ美人だからこそ怖いのですが。

家庭的な雰囲気は似合いません。
でも料理ができないわけではなく、ぶっちゃけ野戦料理は得意だったりします。小稲荷くらいなら捕獲して食べてそうで怖いですこの家。
高いのは水と風の心で、なので、とりあえず母親らしい優しさもあるのですが。
ちなみにリボンの色間違えました(まて)

怒らせたら鬼をもびびらせる、物騒な美人です。



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