暁生一族紹介 1

初代〜大江山越えのメンバーまで。

    


 (れん)


  ・初代当主
  ・剣士
  ・上4左3 土髪火肌風目



 初代当主。
「なんの、向こう傷は男の勲章!」と敵に突っ込んでいく前のめりな男だったようだが、3児の父で意外に子煩悩。子供の初陣前に必ず二ヶ月しっかり訓練をつけるのは煉の方針。
 享年1才5ヶ月。

   「俺の死を悲しむ暇があるなら、一歩でも前へ行け 決して振り向くな
    子供たちよ…俺の屍を越えてゆけッ」


 ほのか 


  ・2代目当主
  ・薙刀士
  ・上3右3 土髪火肌水目



 煉と魂寄せお蛍の娘。そっくり三姉妹(吊り気味の目元とかが)のお姉ちゃん。
 猪突猛進でちょっと心配な父を後ろからよく支えた、落ち着きある長女。
 必要に応じて一列薙いでくれる賢い娘。なぜか敵の攻撃をしょっちゅう避ける。
 十六夜伏丸との間に双子をもうける。狼にちなんだ名前を息子たちにつけているあたり、夫婦仲は意外といい感じだったのかもしれない。
 享年1才8ヶ月。

   「“向こう傷”は男の勲章
    それを後ろからそっと奪うのが 女の勲章だよ」

 つぐみ 


  ・3代目当主
  ・剣士
  ・上3左1 土髪水肌水目



 煉と水母ノくららの娘で、あざみの双子の姉。
 三姉妹の真ん中らしく、顔にも似つかわしく、飄々とした娘。甥や息子をからかって楽しんでいたのではないかと思われる。
 享年1才10ヶ月。

   「大丈夫! 化けて出たりしやしないってば…
    たぶんネ…」

 あざみ 


  ・4代目当主
  ・弓使い
  ・上3右1 土髪水肌水目



 つぐみの双子の妹。一卵性双子で素質から何からまそっくり。
 三姉妹の末っ子で、性格は朗らか。猫っぽいイメージなので、趣味は日向ぼっこかしら…とか。遺言もそんな感じなので。
 暁生家の女子には珍しく、美形の神様と交神した子(笑)。
(そもそも人間型の男神と交神してるのがつぐみ&あざみ姉妹ぐらいしかおらず、他はケモノ系ばっかり。みんな相手の顔はどうでもいいらしい……)
 交神相手の鳳あすかとは、髪や肌の手入れを教わったりと仲良くやっていたのではないかと思われます。
 享年1才11ヶ月。

   「今日はいい天気だねぇ
    これなら天国に行けそうだよ」

 司狼(しろう)


  ・5代目当主
  ・槍使い
  ・上2右1 水髪火肌風目



 ほのかと十六夜伏丸の息子で、狼牙の双子の兄。
 遺伝自体は伏丸からいいとこ取りしまくっているはずだが、表出は平たい。平均的で使いやすくはあったけど。
 性格はおおらかで前向き。弟とは好対照。
 享年1才7ヶ月。

   「運が回ってくるのを悠長に待てるほど 人生は長くはないゾ
    回らないなら自分で回せ」

 狼牙(ろうが)


  ・6代目当主
  ・薙刀士
  ・上1右2 水髪火肌風目



 司狼の双子の弟。やはり一卵性で何から何までまそっくり。
 性格は真面目で質実剛健、不言実行型。
 奥義『双光狼牙斬』創作。
 享年1才8ヶ月。最後の月に娘と一緒に出陣し、語るべきことは背中で語りきって永眠したようです。

   「改めて言い残すことは特にない
    それが俺の遺言だ」

 剣護(けんご)


  ・7代目当主
  ・剣士
  ・下1左3 火髪水肌水目



 つぐみと根来ノ双角の息子。
 真面目で優しい気配り上手のお兄ちゃん。従妹のきさら(超美人)がどこへ行っても注目を集めまくってしまうのが、ちょっと気を揉むところ。きさらに背丈を追い越されそうなのも、ちょっとだけ気になるところ。
 ちなみに、全体的に女っ気が少なかった暁生家で、いちばん周囲が華やかだったのは彼(笑)。交神相手も東風吹姫様という果報者。
 奥義『疾風剣剣護』創作。
 大江山越え時の当主(出撃はせず)。
 享年1才8ヶ月。きさら達が大江山の朱点を打倒したしばらく後に永眠。そのタイミングに遺言がこれだったので切なかった。大江山で戦いが終われば、剣護自身も何倍も生きられるはずだったのに……

   「朱点の首を取って 俺の分まで何倍も生きてくれ」

 きさら 


  ・8代目当主
  ・弓使い
  ・上1左3 水髪水肌水目



 あざみと鳳あすかの娘。
 すらりと長身で足が長く(byイツ花)、美形揃いの暁生家でも歴代一、二を争う美女。氷のクールビューティー。
 大江山越えの隊長。その直後、一族に対する風当たりが一番強かった時期にも、剣護とともに矢面に立っていた。見る者を一瞥で圧倒するその美貌をもって、半分ゴリ押しで混乱を収めた人。きさらと剣護がうまく立ち回ったため、暁生家はあまり風評被害に遭わずに済んでおります。
 自分にも他人にも厳しい態度で接し、家族からはちょっぴり恐れられつつ尊敬されていた。
 奥義『連弾弓きさら』創作。
 享年1才8ヶ月。

   「歩けるうちは一歩でも前へ 倒れるときは前のめりにね…
    最期まで未練たらしく悪あがきしなきゃ 生まれてきたかいがないよ」

 なずな 


  ・9代目当主
  ・槍使い
  ・下1右3 土髪土肌火目



 司狼と泉源氏お紋の娘。
 年の近い3人娘の中ではいちばん女らしいイメージ。きさらも律も、おしゃれとか小物集めとか女の子っぽいことに興味なさそうなので、二人の分の着物や小物はなずなが張り切って選んでいるのです。
 また、剣護亡き後は持ち前の朗らかさで家族を支え、家を守り立てた功労者。
 大江山越えの主戦力。ついでにかなり強運の持ち主だったらしい。なずなが出撃すると赤い火が燃えやすく、そのうえフィーバー中じゃなくても貴重品がやたらと手に入った。
 享年1才7ヶ月。

   「私、もうダメみたい…
    しょうがないよね…ごめんね…」

 (りつ)


  ・10代目当主
  ・薙刀士
  ・下2右3 土髪土肌火目



 狼牙と那由多ノお雫の娘。なずなとは従姉妹にあたる。
 円子・陽炎・仙酔酒を真っ先に覚えてくれた、頼れるオールラウンダー。彼女以降も、代々の薙刀士は術が得意でした。武器は秋津ノ薙刀を愛用。
 女臭さはなかったが母性は豊かで子供好き。息子の天真もたいそう可愛がっていた様子。
 奥義『律猛毒刃』創作。大江山越えメンバー。
 享年1才8ヶ月。

   「こんど生まれてきた時には
    自分のお腹で子供を生んでみたいわ…」

 信護(しんご)


  ・11代目当主
  ・剣士
  ・下2右2 火髪土肌火目



 剣護と東風吹姫の息子。
 大江山越えメンバー。1周目と2周目でも大江山と最終戦のタイミングで生まれてきた、ある意味因縁の顔。よほど朱点が憎いのだろうか……。おまけに6周目でも大江山世代になる予感(!)。
 普段は上の3人娘(主にきさらとなずな)に圧され気味で、多少居心地の悪い思いをしていたかもしれない。なので、後に男の家族ができてホッとしたとかしないとか。
 享年1才8ヶ月。

   「一歩でも後じさったら そこには死神が立っている、そう思え」


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